2010年10月25日月曜日

土掘り再び

以前日記で書いた小学校横で工事しているところの粘土の件が再浮上!

昨日は自主防災訓練だったんですが
あの防災倉庫があったところの裏が
まさにその工事している場所なんですね。

白い粘土質の層のところだけ掘りたかったヤツです。

この防災訓練に工事を請け負っている会社の人も参加してまして
地元の人から話をしていただいて
ここで掘った土を捨てる土置き場に採りに行く話を進めていたんですが
もう粘土がゴチャゴチャになってるということで
目の前の工事現場から白い粘土層のところだけ
掘ってもいいよという事になりました^^

で、夜から雨予報だったので
訓練が終わって午後から粘土掘りに出かけましたー。





この写真の真ん中ぐらいから下はいい感じの粘土層になってます。
目当ての白い粘土層はちょい下ですね。


やっぱりよく見ると
鉄分がすごい混ざってます。
茶色く見えるのは鉄が錆びたヤツですね。
釘が錆びたみたいに塊じゃないけれど。
精製すればキレイな白い粘土になるんだろうけれど
陶芸的に言うと面白くならないんですよね。
でもこれだけ鉄分が混ざってると
練ったら赤土みたいになるかもしれないから
あんまり練りすぎないでロクロ挽きたいなと思ってます。

なるべく原土のままのほうが
きっと面白いと思うんですよね。


ま、その前に耐火度テストしなきゃなんですけどね。


掘った場所は地表から3メートルぐらい下ですかね。
赤で囲ってある場所を削りました。
ほとんど石とかも混ざってない層なので
すごい嬉しい^^


だいたい100キロぐらいかな~という感じ。
手前のオレンジのバケツには赤土っぽいところを採ってきました。
一番小さいバケツだったので山盛りに^^;

この
折原地域で採れた粘土なので
これで器を作れれば「折原焼」とも言えるんじゃないかな~^^
「寄居焼」と言うには規模が小さすぎるしね^^;
釉薬もこの辺で採れる自然の原料を使って作ったら
言っても良いかもしれないが…

なんにしても
これからが楽しい作業です!

家を建てるときに基礎工事するときに粘土が出てきたーとか
水はけが悪いと思ったらいい粘土が大量にーとか
もしかしたらその粘土で器が焼けるかもですよ!
隠居窯ではそんな要望も受け入れて行きたいですね。

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