2011年11月11日金曜日

灯明皿(タンコロ)ワークショップ

灯明皿(タンコロ)のワークショップに講師として参加します。

灯明皿(タンコロ)は戦国時代から使われ続けていた日本の伝統ある灯りです。

その灯明皿、タンコロに使われる部品、
本格的になると少々難しいのでこれを隠居窯で作り、
その素焼きになったものに絵付けを…、
そしてもう一つ、
実際に粘土を使って自分らしいタンコロの芯の部分を作ってもらい
12月の第2回目には実際に焼きあがった自分だけの灯明皿に
火打石を使って昔ながらの手法で火を点けてみようと言う
何とも隠居窯にぴったりなワークショップですw

こんな風に素朴な感じで作りました。

シンプルですね。
昔の職人さんはどんな気持ちを抱きながら作っていたのかな?と
思いを馳せながら作ってました。

以下、展示配布用の書き起こしです。

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昔の灯り”灯明皿”を作り、灯りを囲んで家族で"ほっと"な時間を!

物づくりに興味はあるけど、不器用だからと尻ごみしている方、挑戦してみませんか?
物をつくり、物の大切さを学んでいただく講座です。
つくった灯明皿の“灯り”で家族と“ほっと”な秋の夜長を楽しみましょう。
停電時の備えとして、また普段は一輪ざしとして使えます。

開催日時:
11月15日(火) 午後2時から午後4時まで
12月8日(木) 午後2時から午後4時まで

開催場所:
埼玉県東松山市
松山市民活動センター1階工作室

対象:
2日間参加できる方。市内在住・在勤・在学の方。
15人(先着順)

料金:
材料費1500円(灯明皿2個)

申し込み:
11月7日(月)から人権推進課へ。
TEL:0493-21-1416

リンク:
広報「ひがしまつやま」 11月号
20ページ目に掲載されています。

講師:
新埜好一(坐る文化研究所)
小林隠居(隠居窯)

第21回 折原文化展

こんにちわ^^

11月3日から開催された折原文化展に行ってきました。

折原文化展は
ここ寄居町の折原地区の人たちが出品する小さな展示会ですが
陶芸だけではなく、写真、書、俳句、工芸、盆栽、絵画、染織、華道、茶道などなど
盛り沢山の展示内容となっており今年で21年目を迎えました。

去年は隠居窯として一人で出したのですが
今回は生徒さんにも声を掛けて出品してみました。
生徒さんは折原在住ではないんですが
折原地区の隠居窯で作ったと言うことで…w

入り口には書道。
一つ一つが力がこもってていいですね。
書も大好きです。
染織もキレイですね。
写真は本当に難しい。
光の使い方が…。
版画。このほおずきの画が一番気に入りました。
素晴らしいです。
手芸かな。
和紙細工。
華道スペース。
華道。竹の入れ物がまた素敵です。
盆栽。
植木鉢ではなく岩に生えてました。
写真では伝わらないかもしれませんが
なかなか風格が出てました。
子供たちの自由な色使いはパワーが溢れてて元気が出ますね。
書に子供たちの性格が出てますねw
牛さんいっぱいwどれも可愛いです。
ひょうたんに描かれた画がまた可愛い。
絵本でよく見た絵のような気がするけれど
ホント可愛いですね。
ススキの文様が押されたお饅頭。
アンコたっぷりで食べてる途中でお茶が飲みたく…そんなことは言ってはいけませんねw
お抹茶。すごく楽しみにしてましたw
萩焼きのお茶碗がじんわりお茶の温かみを包んでました。
美味しく頂きました^^
茶席で使われていたのは丹波焼きの水差しだそうで。
ひょうたん好きなので瓢型に嬉しくなりましたw
陶芸スペース。
隠居窯の生徒さんの作品。
偶然性がまたいい感じを出してる練り込み作品です。
隠居窯の生徒さんの作品。
絵付けも女性らしく可愛いマグカップです。
しかし織部の緑が予想に反して青くなってしまいました…。
でもこれはこれで可愛いですね。

生徒さんには
出品する告知が遅くなってしまい、結構慌しく作ってもらいました^^;
練りこみの作品もマグカップも展示会直前に焼く事になり
営業時間外の夜中に釉薬掛けに来てもらったりして
何だか、益子修行時代の陶器市前を思い出しましたね^^;
どちらもキレイに焼けてイイ感じに仕上がりました。


私の作品。
寄居町には酒造蔵元があり日本酒を飲む人がいっぱいいそうだなぁと言うことで
徳利とぐい呑みをメインに出品しました。
戦争の影響で日本酒がまずくなっても量を作る方法を考え出してしまった為に
まずい日本酒が当たり前の日本になってしまい
結果、日本酒嫌いの人が増えて日本人として本当に残念に感じます。
徳利やぐい呑みを作る時にはいつもこの事を思い出してしまい
米だけでお酒を造るという日本人の英知の結晶の日本酒を
嗜む人が増えればいいなぁと願いながら作ってます。


私は陶芸家ではありませんので
普段は創作活動みたいなことはほとんどしませんが
たまにはこういう展示会も作品作りのいい励みになりますね^^

最後にうさぎさん。
帰り際にうさぎ小屋でパシャリ。
小学校で子供たちの成長を見守っているんでしょうね。

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第21回 折原文化展
開催日時:2011年11月3日〜2011年11月6日
開催場所:埼玉県大里郡寄居町立原385 折原小学校体育館
電話番号:048-581-0328

2011年11月1日火曜日

折原文化展2011に出品します

今年も折原文化展に出品します。
しかも自分だけではなく隠居窯の生徒さんの作品も
同じ折原で作ったと言うことで出品したいと思います。
公民館で陶芸をされている方々の作品は手びねりが中心ですので
隠居窯で作られた電動ロクロを使用した生徒さんの作品を
展示できると言うことはとても面白い試みだと思います。
ただ、隠居窯はまだまだ陶芸教室としての生徒数が少ないですし
作品数が少ないのが残念ではありますが・・・。
一日体験のお客さんの作品はどんどん引き取ってもらったり
送ってしまうので公の場に展示することはなかなかありませんしね。

折原の文化展は
地元の小さな展示会とは言え種類が豊富で見ごたえがあります。
陶芸、写真、書、俳句、盆栽、華道、茶道・・・
皆さんも近くを通りになる場合にはぜひ足を運んでみてください^^

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第21回 折原文化展


開催日時:2011年11月3日(木)~11月6日(日)の四日間
開催場所:折原小学校体育館
埼玉県大里郡寄居町立原385
TEL:048-581-0328
その他:お茶席 3日、5日 10時から14時まで
包丁研ぎ、まな板削り、住宅相談 6日9時半から11時半まで
バザー 5日 10時から