2012年4月2日月曜日

男のお茶会

こんばんわ。
4月に入りました。隠居窯の梅も今日で満開。
早朝からうぐいすが上手に鳴いているのが山に木霊してるのを聞くと、待ち望んだ春の到来に感謝したくなりました。

さてさて
今日は隠居窯にて坐る文化研究所の新埜好一さんが坐る文化を楽しむ会主催の「釜揚げうどんを食べる会+お茶会」を開きました。
参加して頂いたのは川越から桑島裕さん、東松山から後藤新平さん、奈良間隆哉さんと隠居窯には勿体無いぐらいの豪華な顔ぶれとなりました。

先に薪ストーブで茹でたうどんを釜揚げで、しかも新埜さん特製の出汁で美味しく頂きながらの雑談。
(食べるのに夢中で写真を撮るのを忘れました^^;)

話題は2012年3月17日と18日に川越で開催された「茶あそび 彩茶会」*へ。
扶桑クリエイティブを主宰されている桑島さんは「彩茶会」をプロデュースされていて、新埜さんは創業明治16年の岡田畳店の取材で「彩茶会」に行ったので自然の成り行きですね。

桑島さんに写真を見せてもらいながら「甲冑茶席」「妖怪茶席」が、そして彩茶会がどういったお茶会イベントだったのかを教えて頂きました。
彩茶会に行けなかった(実は行かなかった)んですが、少し無理をしてでも行けば良かったかなぁと^^;
話を聞くだけでも本当に楽しそうでした^^
そして彩茶会の秘話、地域活性のお話、すごく勉強になりました^^

昔から歴史が好きで自分なりに知識を蓄えてきましたが、こんなにも歴史が盛り込まれてる会話を当たり前のようにするのは寄居に来てからです。
そういう知識を踏まえて現代の事を話せる人との出会いが嬉しいですね^^b

左から桑島裕さん、奈良間隆哉さん、後藤新平さん。
新埜さんのお手前でお抹茶を頂きました。
みなさん、いい顔です^^

今回使用したお茶碗は、益子国際陶芸祭で中国の南さんが作られた糠白釉の茶碗、ブラジルでお世話になった東海さんが作って私が焼いた白化粧の鉄絵茶碗、そして以前私が作った灰被りの茶碗、鉄釉の茶碗です。
建水には益子時代に仲良くして頂いた福島さんが作られた大振りの志野茶碗を。

薪ストーブの暖かさを感じながら豪華なメンバーに囲まれて、笑い話あり、知的で真面目な話もあり、本当に楽しい時間を過ごさせて頂きました^^
陶芸に直接関係のないイベントでしたが、これこそ隠居窯の良いところですね^^
あ、でもお抹茶を頂きながらそのお茶碗で焼き物談義もしたので全く関係なくはないか…w

それにしても気軽なお茶会、凄く良いですね^^
私も道具を揃えて普段珈琲を飲んでる感覚で楽しみたくなりました^^

希望者が集まれば気軽に開催したいと思いますので隠居窯に足を運んでくださいね。
おしながき。2名から受け付けます。
お休みする日もありますので詳しくはお問合せください。

また、お客さんが隠居窯を使ってやりたいイベントがありましたら気軽にご相談を^^

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*茶あそび 彩茶会
誰でも楽しめる茶会、従来の茶会とは異なる埼玉発の茶会を提案するとのこと。
そして「あそび」の部分だけでなく遠州茶道宗家をはじめ「正道」も抑えた川越全体を巻き込んだ大茶会。

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