2012年11月5日月曜日

第23回 折原文化展に参加しました

こんにちわ^^
文化の日、最高の天気に恵まれましたね^^

今年もやってきた折原文化展。
隠居窯も生徒さんの作品と共に出展しました。

入ってすぐ左手の教室には短歌、工芸の展示。

そして俳句。

体育館入り口までは菊の花。

体育館を入ると大きな乙姫ちゃんとちびまるこちゃん一家が^^
ゆうが立原、逍遥の郷、あきやま苑、よりいほうむのみなさんの作品ですね。

よりいほうむ作品。

ゆうが立原、ゆずの木保育園、物部教室のみなさんの作品。
奥に書道、切り絵、水墨画の作品。

写真の部。

写真の部。寄居の、折原の、ほのぼのした写真に笑みがこぼれました^^

絵画の部。正面から撮りたかったのですが、反射がきつくて断念><

絵画の部。力作が並びます。

書道の部。レベル高いです。個人的には掠れる筆運びが好きですw

華道の部。話を聞いたらお花を用意するのが大変なんだそうです。

華道の部。そうなると、今の季節に用意できる花で生けるという事は大変な想像力が必要ですね…。
完成したのを展示するというより、展示会直前に仕上げなくちゃいけませんしね…。
すごい事です。

折原小学校の生徒作品。
発明作品、アイディア作品なんかもあり楽しかった^^

化石~

色彩豊富な虫さんが◎
大人には描けない画ですね…
焼き物やっている私は見習わないと^^;

盆栽の部。
大き過ぎて重過ぎて会場まで持ってくるのを断念する盆栽もあったとか…

陶芸、手芸(桑の実会)、まゆ工芸。
手前の陶芸作品は折原公民館活動の皆さんです。

手芸の部

手芸の部
男用の服は…無いのかな…w

隠居窯の作品と生徒さん作品。
直前の告知につき、参加する生徒さんが限られてしまいました…。
来年こそは11月ぐらいを目標に力作をお願いしたいですね^^

滝沢さん作品。

飯野さん作品。

伊藤さん作品。
滝沢さん、飯野さん、伊藤さんは土練り、ロクロ、絵付け、釉薬掛けをやって頂きました。
実際に使う時に「何を盛り付けようか?」「作品をどう仕上げるか」と、 主婦としての想像力を膨らまし、悩みながらも絵付けや釉薬の色決め、 ちょっと難しい釉薬掛けにも積極的に挑戦していました。
他の陶芸部門の主婦の方にも好評でした。私も嬉しかったです^^

上原さん作品。
土練り、ロクロ、高台削り、釉薬掛けを自らやっていただきました。
初めての作品なので、全ての工程、作業が難しかったと思いますが、途中で一つも失敗せずに最後まで作り上げました。
(写真では分かりづらいですが)織部の流れ具合とかイイ感じです^^

宮田さん作品。
土練りをし、ロクロを廻して成形し、高台を削り、釉薬掛けも自らやって頂きました。
何度目かの作品ということもあって、バランスよくできています。
釉薬掛けも慣れたようで釉薬の発色がキレイに均質に出てますね^^
(これまた写真では分かりづらいですが)ルリ釉なんか特に「これぞルリ色!」って感じです。

隠居さん作品w
今回作った釉薬の色合いがかなり好評でした^^
正直、不安なところもあったので素直に嬉しかったです^^
このマット質の釉薬「扱いにくい」と一昔前は不評だったんですよね…。

好評過ぎて他の陶芸部門の人に「釉薬はどうやって作ったの?」と聞かれちゃいましたが、正直なところ陶芸教室を経営し陶芸の知識や技術を商売にしている私からしたら、年に1度、この時しか会わない生徒さんでも何でもない人に立ち話で聞かれても非常に答えにくかったのですが…私も人が良過ぎですねw…いろいろ答えてしまいました…。
でもわざと解かりにくく説明した箇所もありますw
だって半年近く手間隙を掛けて作った釉薬の答えだけ聞かれても…ねぇ…^^;

昔から思いますが、知識や技術って形の無いモノですから商売にするって難しいですね…
まぁ、同じ折原に居ながら今でも敬遠されがちなのに、更に声の掛けづらい人間になってしまったら、それはそれで悲しいですけどねw

最後に茶道のお茶席を^^
去年と違って琴の生演奏が聴けました。
琴の音の横でいただくお茶は、体育館の中とは言えやっぱり良いですね^^b

ちょうど前の茶席の終わりの時に座ったので、その最後のお手前を見せていただきました。
ちょっと手違いがあって笑っていましたが…w
堅苦しくないほうが良いので個人的には全然OKなんですけどね、先生の目の前じゃそうもいきませんかねw

傘があるとグッと茶席の風情が出ますね^^竹の演出も◎
短冊に書かれているのは「楓葉径霜水」かな…
古文書講座で勉強した知識も忘れかけてるな…^^;

今回はこの女性の方に点てていただきました。
なんと!まだ高校生だとか…。
茶道の先生ともお話しましたが、今、日本の文化を海外の方が熱心になっていて、日本人が海外の文化に熱心になっている、逆転している本当に悲しい現実がありますね…。
こういった若い人が日本文化ときちんと向き合うって嬉しいですね。
白洲正子の言葉を借りれば、これこそ本当の”国際的”な事ですね。

最近、茶道にも、抹茶茶碗の制作にもフツフツと興味が湧いています。
でも基本が何にも解かっていないので、茶筅でうまくお茶を点てれずに悩んでいた事もあったので、嫌な思いをさせちゃったかもしれませんが、じっくりお手前を見させていただきました^^;

本当に美味しかったです^^
ホント、お茶席はいいですね^^
寄居でお茶席が楽しめる機会って結構多いんですよ。
みなさんも畏まらず気軽にお茶を堪能しに出かけてくださいね^^

今回は全体的に出品数が少なかったですが、23年目ともなりレベルが高くなっている事は間違いないですね。
私は仕事の関係上どうしても家に工房に引きこもる事が多いですし、更に折原の新参者ですから私だけなのかもしれませんが、芸術的なこと、文化的なこと、なかなかゆっくり話す機会が無いのが寂しくもありますね。
それでも折原地区の皆さんは気持ち良く話してくれるので嬉しいですね。
(頭の中では「こいつ誰なんだろうなぁ~?」て思われてることでしょうw)
今年も参加できて嬉しかったです。
陶芸の部をまとめてくださった横田さん、本当にありがとうございました。

この後は歴史館でジャズを聴きに行きました。

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第23回 折原文化展
開催日時:2012年11月3日〜2012年11月4日
開催場所:埼玉県大里郡寄居町立原385 折原小学校体育館
電話番号:048-581-0328
主催:折原文化交流会