2012年12月12日水曜日

物語になる陶芸教室の本焼き

こんにちわ^^

寄居町の中央公民館での陶芸講座「物語になる陶芸教室」の本焼きの日です。
公共施設の公民館で焼くということなのか、なるべく公民館の開館時間でのみの焼成にしないといけないのです。
夜の22時までに終わらせる事を考えて、朝6時に公民館へ…。


とにかく先に窯に火を入れたくて、荷物の搬入などは後回し。
素焼きのときは手間取りましたが、今回はすんなり…^^


朝焼けがキレイだったのでパチリ。
山に囲まれた隠居窯では、朝焼けも夕焼けも見れないですから久々の最高の天気に感謝。
窯に清水を奉げ、窯の神様と天照大神に窯焼きの無事をお願いしました。

窯の稼動状況を確認すると久々の窯焼きだったので、湿気抜きにしっかり時間を取りたいと思ってました。
窯焼きで作品の良し悪しが全て決まってしまうと言っても過言ではないので、責任重大ですし、緊張しますし、でも一応陶芸教室の先生として失敗したくないしで、いろいろ思いが頭の中を駆け巡りますねw

窯焼きって結構暇を持て余すんですよ…。
公民館の方に相談したら、PC講座の為のネットの使えるノートパソコンを借りることができました。
これで今日一日の長い戦いの暇つぶしになりますw
ネットラジオでジャズを流しながら、デスクワークの仕事をしたり、選挙の期日前投票が始まってますし、ツイッターやUstreamで情報収集などしてました。

途中5人の生徒さんが窯焼きに来てくれました^^
と言ってもやる事ってあまり無いので、窯の説明などして後は雑談ですけどねw
差し入れもいろいろとたくさん頂いて非常に助かりました^^

生徒さんに”この先も陶芸を続けていきたい”とのありがたい言葉を頂きました。
素直に嬉しいと思うと同時に、どう続けていくのか非常に悩みますね。
サークルを作るか、隠居窯に来てもらうか、どちらも一長一短があるので簡単には答えが出ませんね…。


早い時間に来た生徒さんは見れなかったのですが、これが1100℃以上の窯の中の様子です。
ハッキリと写せなかったのですが、作品が赤く光り輝いているのが見れます。


今回はゼーゲルコーンではなく、テストピースを入れました。
このガス窯は取り出し口が小さいのでテストピースではなくゼーゲルコーンのほうが良いみたいですけどね…。

1180℃になったので、そのテストピースを取り出してみました。
今まで隠居窯では1250℃を設定して焼いていたので、今回も1250℃を目指していたのですが、1180℃で取り出したテストピースを見るとしっかり釉薬が融けていました。
隠居窯の窯は電気窯ですので、途中で取り出すことは出来ないんですね。
なので今回のテストピースを見て、自分で調合した釉薬の融点の低さにちょっとビックリしました。

釉薬が流れ過ぎて棚板とくっついてしまうのが一番の心配の種でしたので「もう釉薬が融けているなら…」と1250℃は目指さず1200℃で終了する事にしました。

窯出しのこと。
本当なら第5回が開催される18日に生徒さん皆がいるところで窯出ししたら良かったかも…と思いましたが、他のサークルの方々が窯を利用するかもしれませんので、一日の冷却日を置いて明後日の窯出しです。
窯出しする時は本当にドキドキしますね…^^;
良く焼けてるか、焼けてないか…窯の扉を開けるのが怖くもありますねw
午前9時から窯出しします。貴重な体験ですので、来れる方は是非来てくださいね。

また最終回の第5回は、仕上げ作業があるものの、ほぼやる事が無いので打ち上げと言うか、自分たちで作った器で楽しむお茶会だと思ってくださいw
それとY野さんがケーキを作ってきてくれるそうです^^
あと珈琲メーカーを持ってきてもらえるのでドリップしたての珈琲も楽しめそうです^^
楽しみだ~^^