2013年1月15日火曜日

心に響くスピーチ その1

こんにちわ。

今日は隠居窯にも雪が降りました。
牡丹雪に変わり少々積もりました。
寒かったですが日本らしい雪景色が嬉しくもありました。
と同時に、福島第一原発からは今なお毎日2億ベクレルが放出されているわけで、白い雪が死の灰に見えてしまいそうになる現実が悲しくもあります。
今回は原子力の話ではなく地球環境のお話です。

陶芸をやると必ずと言ってよいほど環境問題にも目を向けることになると思います。私だけじゃなく、陶芸家の方の多くは同じように考えていると思います。
環境問題は身近の自然を考える事もそうですが、結局は地球環境の話ですし、それは未来への人類の生き方の話になります。

1992年の地球サミット。
リオ・デ・ジャネイロで開催された世界各国の大統領などの指導者が集まる場で「伝説のスピーチ」と謳われたセヴァン・スズキさんのスピーチを紹介したいと思います。
彼女は当時まだ12歳の少女です。
私が12歳の頃は山形の田舎町で親の庇護の下、何も考えずのほほんと生きてたハナ垂れ小僧でしたし偉そうな事を言えるような身ではありませんが、寄居町のように平和過ぎるほど災害が少なく、緑豊かで自然が当たり前のように在る田舎の生活では、私以上に環境問題について考える時間を持ってない人が多くいると思うので、良いきっかけになればと思います。


あえて英語のままの動画を貼りました。
映像も音声も鮮明だったからです。7分の動画です。
英語が解からない人も一度で良いので彼女の生の声を聞いてみてください。

気になる日本語訳はこちらです。
ナマケモノ倶楽部:リオの伝説のスピーチ
http://www.sloth.gr.jp/relation/kaiin/severn_riospeach.html

人に自分の思いを伝えるのは本当に難しいものです。
小さな子供たちが集い、真剣に現在の地球環境に向き合い、楽観視する事無く将来生活する地球環境を考え、あるがままの思いを綴った言葉たちの文章を読むとショックな出来事でしたが、彼女のスピーチを知った事はとても有意義な出来事になりました。