2013年2月14日木曜日

第11回折原歴史展のお知らせ

こんにちわ^^
今年度も折原文化交流会で歴史展を開催するようです。
興味のある方、時間に余裕のある方、是非お気軽に足を運びください。

「釜伏山の植物」

三友清史
大正14年 父要温、母かねの次男。 昭和23年東京高等師範(現筑波大学)卒業。小川高校に教師として赴任、小鹿野高校、秩父高校の校長を歴任し退職、その後県立自然史博物館館長、寄居町文化財保護審議委員などを経て現在に到る。

「立原の文人たち」

奥 運外
天保11年 父登、母やをの長男として立原422番地に生まれる。幼児より勉学を好み和漢の学はもとより書画を得意とし、特に人物画、花鳥画に秀でる。近隣の文人と深い関わりを持つ。明治19年2月没、享年70歳。
保泉渓堂
文政9年 父幸七、母ヤソの長男として立原472番地に生まれる。渓堂は地方での俳壇の礎となっている。特に俳画を良くし、渓堂の「亀」といって有名である。明治27年没、享年68歳、戒名石腸庵渓堂居士。
太田秋譚
文久3年11月 父清左衛門、母はまの長男として立原137番地に生まれる。本名を治平という。鉢形村木持の雨宮春譚にその才を高く評価され、師より譚の一字を受け、秋譚と号した。折原小学校の建設記念碑も治平書である。昭和5年没、享年68歳。

「寄居町の画家」

松村翠雲
明治3年生まれ。旧水戸藩の出身。とりわけ好んだ鮎を描くためその住まいを、子持瀬(寄居側)の懸崖に備え、研鑚を積んだその絵は魚の躍動感をも感じさせるものとなった。昭和23年1月没。
岩井昇山
明治3年東京麹町に生まれる。中央で修行を積んだ後、大正の終わりから昭和の始め頃寄居町に移り、山水を中心に清澄で透明感ある独自の画風を確立するが、画壇の寵児となることはなかった。昭和28年没、享年81歳。

「折原の養蚕風景」

蚕の孵化から絹糸になるまでの工程を、片倉製糸が秋山の大平芳夫さん宅などで1998年「天の虫」として記録撮影したDVDをカタクリセンターのロビーで放映します。

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第11回 折原歴史展

日時:
2013年3月9日(土)9時~16時
2013年3月10日(日)9時~15時
場所:
カタクリ体育センター
〒369-1234埼玉県大里郡寄居町大字折原1856
電話:048-581-1530
主催:
折原文化交流会
後援:
折原公民館

2013年2月6日水曜日

作品の仕上がりが少々遅れています。

こんばんわ。
2月になりました。
なかなか文章がうまく書けなくて、書き始めてから1週間が過ぎてしまいました^^;

さて、
年末年始に来られたお客様の作品をお待たせしてます。
1月に結婚される方にプレゼントしたいと言うお客様の作品を優先に仕上げてましたので全体的に少々遅れています。
それでも順々に焼きあがってますので、仕上がりまでもう少々お待ちくださいませ。

その結婚式ですが無事に行われ大成功で終えられたそうです。隠居窯としても嬉しいです^^
結婚式で流された動画を拝見しましたがすごく良く出来てました。



5分にまとめられた映像からちょっとですがキャプチャを…。
普段は中も外も同じ釉薬で仕上げるのですが、特別なプレゼントと言うこと、用途が湯呑みと言うことでお客様と相談の上、中は透明釉で外は希望の釉薬にして仕上げました。
2つプレゼントするところを何かあった時のために4つ作るという方法を取りましたが、それでもやる以上は失敗したくなかったですし、地震も何度かありましたし、無事に仕上がり私も胸を撫で下ろしてました^^;

今月もまた3月の結婚式にプレゼントしたいと言うお客様が体験に来てくれます。
こちらも幸せのお手伝いのため納期を厳守するよう頑張ります^^
と言うわけで…
今回も2月のお客さんの作品の仕上がりが遅れるかもしれません。
素焼き、本焼きの窯を埋めるための作品がないといけませんので…。
ご理解頂ければと思います。

そして、突然ですが2月に入って内装工事をしました。
隠居窯は古民家ですからどうしても隙間風が多く、生徒さんやお客様から寒いと言われて何とかしたかったのですが、 建築素人で予算の限られる私にはどうすれば良いのかさっぱり見当もつかず、ずっと時間ばかり過ぎていました。
やり始めると大変な作業になりますが、とにかく何とかしなければと思い、とりあえず考え出したやり方でようやく手掛けました。
以前から苦々しく思っていた効果が一番出やすいところだけですが…。


誰かを頼るわけでもないので自分のペースで2日掛けて無理をしない程度でやる事ができました。
と言ってもツルハシを持って床下を掘ったり、鼻の中はホコリで真っ黒になったりと慣れない肉体労働はさすがに疲れましたね^^;
それでも予想以上にうまくいって上出来の工事が出来ました。

まだ数日しか経っていないので効果の程を判断できる感じでは無いのですが、今の感じだとだいぶ良いかな~と思います。
工房に入った時の体感温度がずいぶんと違っているような気がしますし…。
わがままな目標でしたが最低限の出費で最大限の効果が得られたかな~と思います^^

ちょっぴり寒さが和らいだ隠居窯、これからもよろしくお願いします。