2013年11月29日金曜日

窯をメンテナンスします

こんばんわ。

先日、とうとう電気窯が故障してしました…
かれこれ丸3年、数百回は焼いてきたので「もうそろそろだな~」と思いつつも騙し騙し使ってきましたが、ついに…と言う感じです。

実は、9月に福島釉薬さんにメンテのために見積りを依頼してあったのです。
待てども待てども連絡ナシと言う状況だったのですが「まだ作品も焼けてるし、そこまで急ぐ必要もないか」と放置してました。

でもこうなってはどうしようもありません。
連絡したところ「名刺も書類も無くしてしまい連絡しようにも出来なかった」そうです…。
何ともひどい話ですが、責めても窯が直るわけじゃないので見積りを再度依頼してきました。

見積金額を確認してから修理依頼になりますので、もうしばらく掛かります。
ただ、修理費用があまりにも高額なら別の場所を探すか、新たに買う事も考えなくちゃいけませんので、最悪年内いっぱい掛かるかもしれません。(そんな事にはなって欲しくありませんが)

お客様の作品の焼き上がりが遅れてしまいますが、窯が直り次第必ず焼き上げて届けますので、ご理解の程よろしくお願いします。

2013年11月26日火曜日

第23回折原文化展に参加しました


こんにちわ^^
今年も折原文化展に参加しました。
前回まで別会場だった俳句、短歌、工芸の部は会場入り口に移動しました。
小学校の都合でということでしたが、やはり別会場だと見てくれない人が多いらしく一緒になったことが良かったようです。

今回も写真をいっぱい撮ってきましたよ。


小学校体育館を貸しきった展示は折原だけなんだとか…。
鉢形では公民館で開催されていると教えてもらったのですが、見に行くのをすっかり忘れてしまいました…。

正面を飾る作品はクロスステッチの手芸たち

季節柄クリスマスの模様が多かったです。

ストーリーがあると絵に動きが表れますね。

染織。

パッチワーク。

入り口を飾るのは俳句、短歌の部。

俳句の部。

俳句の部。

絵画の部。

絵画の部。

絵画の部。

絵画の部。

写真の部。

写真の部。

写真の部。

陶芸の部。折原公民館活動の皆さんの作品です。

茶碗や、花入など、手びねりの作品。

抹茶茶碗はロクロ作品。奥には大物の花器も。

書道の部。

変わらずレベル高いです。

手芸の部。

桑の実会。

リース。

言葉に人生の重みがにじみ出てます…

ついつい口ずさんでしましますw

工芸の部。

華道の部。

華道の部。どうしても器に目が行ってしまいますねw

この季節の限られた花での展示…
毎年、似たような花を扱わなければいけない大変さがありますね。

小学校の部。
1年生は11人、2年生は14人。

3年生は14人、4年生は15人ですか。

5年生は7人???、6年生は26人。
折原に住んでいても小学生と触れ合うことが無いのでまったく気にも止めてなかったですが、少子化が目に見えてしまい少々ショックを受けました…。

やまびこ交流会(児童作品)

ゆずの木保育園。
寄居図書館に取材記事が載ってる雑誌を見ました。
子供たちが野菜を掘り、洗って、包丁を使い調理する教育が載ってましたね。

盆栽の部。

盆栽の根元に生えたこの苔の見事なこと。
この小さく作り上げられた世界に目を凝らしてしまいました。
地球で生きてる生命の神秘を感じますね。

茶道の部。
毎年、半分はこれが目当てだったりますw

この木工職人の仕事も素晴らしいです。

今回は萩焼の茶碗が登場しました。
大振りでかっこ良かったです。

文化展はいつも秋なので、いつもこの茶碗になるのだとか。
蓋置きは沈寿官窯の作品。十四代目のものかな。

日中ですが和紙で作った燈篭も良かったです。
毎年少しずつ演出に力を入れてますね。

今回から棉工芸はお休みになったのだそう。
折原で綿を育てて提供してくれた方が亡くなったんだそうです。
綿が手に入らない以上、解散となったようです。
残念ですが仕方ありませんね…。

そしてここから隠居窯の生徒さんの作品。
作品名は私が適当に名前を付けましたよ。


森さんの作品。
市松模様に掻き落としたお皿は他の生徒さんにも好評でした。
(名前の漢字を間違っちゃいました…スミマセン><)

手塚さんの作品。
左2作品に掛かってる白い釉薬は手塚さんのオリジナル釉薬です。

安井さんの作品。
初作品にしてなかなかの力作。
三角模様が好きなんだそう。

三澤さんの作品。
どれも土と化粧土と釉薬を取り混ぜてます。
一つ一つの作業がどれも技術がいるのですが、ずいぶんと上達した感じが見て取れますね。

隠居さん作品w
志野釉として作ったのに長石釉になってしまいました…^^;
ほんのり桜色になった器もこれはこれで。

灰釉茶碗。
寄居の土を混ぜて作ってあります。
今時の茶道をやってる方には「茶筅が傷みそう…」と不評なのですが、私はすごく好きですw

黒釉茶碗。
長次郎の黒楽茶碗「大黒」をモデルに、黒楽風に釉薬を作りました。
ただ真っ黒にならずに少し紫のような黒に…。

今年はずっと抹茶茶碗を作るべく勉強してきました。
映画「利休にたずねよ」の影響か、漫画「へうげもの」の影響か、都内の美術館では珍しく国宝や大名物の展示が多くあり、それを見てから作れれば最高だったのですが、残念ながら時期的にも無理でした…。
結局、長次郎の実物大の写真が載ってる本や利休さんの展示会の本を見て、当時の時代の作陶風景に思いを馳せては作りました。
実際に使ってみないと何とも言えませんが、出来だけ見ると自分好みに仕上がったかな~なんて^^;

抹茶茶碗はあれこれ考えると本当に難しいけれど、でもそれがまた楽しいですね。
来年のこの時期に折原に居るかどうか分かりませんが、まだ居るようでしたら力作を出したいですね。

茶道も習いたいけど今は余裕が無いので、独学で頑張るしかないかなw
(誘って頂いてる茶道の先生、すみません…^^;)

最後に、
折原という狭い地域で毎年これだけの作品を展示するということ、本当に凄いことだと思います。
文化交流会の皆さん、陶芸の部の仕切り役の横田さん、今回も本当にありがとうございました。

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第23回 折原文化展
開催日時:2013年11月2日〜2013年11月4日
開催場所:埼玉県大里郡寄居町立原385 折原小学校体育館
電話番号:048-581-0328
主催:折原文化交流会