第20回「妻沼手づくり市」に参加しました。

こんにちわ。
第20回「妻沼手づくり市」が開催されました。

前回の春に続いて3回目の参加、秋の参加は今回が初めて。
そして衆議院選挙の投票日と重なり、更には台風がやってくるという盛りだくさんの週末でした。


一日目
抽選で当たった場所は聖天院の境内。
曲がり角なのですごく良い場所に当たったなぁと思ってましたが、出展者さんの搬入するために通った車の轍がくっきり出るぐらい雨でぬかるんでいて最悪の場所に…。
さすがにスタッフの方が見かねて場所の移動を促してくれました。


場所は騎崎屋さんの前でこれまた良い場所へ。
天候が100%雨ということで初めてのテント設営で、この限られた空間で棚を組むのがなかなか大変でした。（趣ある骨董タンスやテーブルはお留守番です）
しかも雨の地面からの跳ね返りが予想以上でビックリ。
器をテーブルぎりぎりまで出したかったのですが、これで精一杯でした…。

そして今回は初めて生徒さんも出品です。
自分の作品に値段をつけて売るというのはまだまだ恐れ多いと思ったかもしれませんが、勇気を出して参加してもらえて嬉しかったです。
そしてこんな雨の中、朝から手伝ってくれたので大助かりでした。
本当にありがとうございました。


昼が過ぎてお客も少なくなりちょっとふらふらと…。
すると、何だか私好みの地味で落ち着いたカラーの染め物の品揃えを見て、これはついに二代目布マフラーの出逢いが来たかなと足を運びました。
お店は草木染めの「ゆい屋」さんで、気に入った色はあったものの上品な女性に似合いそうなものばかりで、男向けの…それもヒゲ面の泥臭い野郎としては決め手が難しかった…。
自分好みの最高のアイテムと出会うのはもう御縁なので次の出逢いを待ちますが、またゆい屋さんのお店を覗きたいなと思いました。


最後はニャンコがテントに遊びに来てくれたりして…一日目は終了。

二日目
台風はさらに近づき、雨も強くなりました。
出店者さんの3/4は出店中止かと思うぐらい…無理もありません。

隠居窯のテント場所も更に移動しました。
隣は「Akimoto Coffee Roasters」さん。
今回は新作としてコーヒードリッパーを作ったりしたので珈琲談義も少し。
ただ隣になったと言うだけなのに格別に気に掛けて頂いて心温まりました。
いつか店舗の方にも足を運びたいです。

そして最後の最後に「T-Craft タカハシミエコ」さん。
普段は同業者には嫌がられることもあるので話しかけないのですが…いろいろ話してみると、なんと！私の大先輩でした！ビックリ！
接客もそこそこに益子時代の昔話に花を咲かせてしまい申し訳なかったです…。
今回の悪天候に懲りずまたお会いできたら嬉しいです。

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さて、写真も少ないので今回の新作から4つだけ紹介。


コーヒードリッパー。
一生懸命作りましたがコーヒーが美味しく淹れれるドリッパーになったかどうかを確かめたいのに新品として未使用のまま販売しなくちゃいけないところにジレンマを感じました。
隠居窯の釉薬の雰囲気はばっちりなのですが…。
それと取っ手の本来のデザインは縦長いＳ字なんですがなかなかうまくゆかず「？」マークのようになりました。


黄瀬戸輪花中鉢。
美術館に飾られてる名物の黄瀬戸の鉢を目指して作りました。
手づくり市直前に思い立って作りだしたので鉢以外にもまだまだ作っていきたいですね。


汲みだし茶碗。
隠居窯にある土や釉薬でまだまだいろんな表現豊かな器が作れるんだなと楽しみながら作りました。


黒織部菊文茶碗の写し。
桃山陶に倣って少しずつ名物を写しているんです。
隠居窯の原料を使っての制作なので完全再現は目指してませんが、本物の雰囲気が感じられるように作ってます。
ものすごく手間が掛かってますので、手づくり市で売れるような値段じゃなくなりました…。

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今回の手づくり市は本当に台風に泣かせられました。
しかし嬉しい出会いもあり、貴重な出会いもあり、ビックリな出会いもあり、出店者さんと歓談して、手づくり市スタッフさんに助けられて、生徒さんにも助けられて、当日までの準備はやっぱり大変ですが終わってみるとやっぱり楽しい二日間だったなと思いました。

隠居窯に関わっていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
また次回お会いしましょう。
そして、陶芸したい方は是非隠居窯まで来てくださいね。

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第20回妻沼手づくり市

日時：2017年10月21日（土） 9:00から15:30まで
　　　2017年10月22日（日） 9:00から15:30まで
場所：妻沼聖天山付近
駐車場：無料
規模：約216店舗
主催：妻沼まちづくり工房 手づくり市委員会
協賛：くまがや市商工会
後援：熊谷市観光協会